会旗について

「正剣心」

剣心を正すと読みます。

矢野口剣道会の会旗に書かれた言葉です。

「初任者は正しい剣の心を身につける。上級者は剣心を正す。」と言う意味で使っています。

稽古の際にはこの旗を掲げています。


「剣道は王道である。気を練り心を練る気の剣道が本来である。覇道ということであれば、ただ勝ちさえすれば良いということになる。そのような剣道は、若いうち、体のきくうちは良いが、年を取るにつれ衰え通じなくなり、品格もなく卑しくなる。年とともに磨かれ、品格、位が積み重なり年を取っても通じる剣道が王道としての剣道である。剣道は道であり、捉われない心、動じない心を体得するための行である。」

 

長崎  稔 範士八段 述

 

この理念で稽古に励んでいます。

基本を大切にし、子供だけでなく、大人も素振りと基本稽古を行っています。